2月20日に発売された、最新のハンディカム『HDR-XR500V』
コールのスタッフが、実機を使って、実際の映像を交えつつ使用感をお伝えします。
このモデルの注目ポイントは、ズバリ以下の2点です。
(1)手ブレ補正(アクティブモード)
(2)イメージセンサー「Exmor R CMOS(エクスモア・アール・シーモス)センサー」
というわけで、この2点をメインに、『HDR-XR500V』を遊び倒してみようと思います!
(ちなみに、上位モデル『HDR-XR520V』との違いは、HDD容量とボディカラーだけ。
このページの内容は、HDR-XR520Vに置き換えて読んでいただいても、オーケーです!)
撮影性能に入る前に、まずはボディのデザインを見てみましょう。
HDR-XR500Vは、シルバーとブラックが良い感じに交じり合った、個人的にはかなりツボなデザイン。
デザイナーのセンスに脱帽です!
性能はもちろんですが、デザインも新しいモデルが出るたびに進化していく、重要なポイントなんですよね。
背面のボタン類は非常にシンプルになりました。
あるのはビデオモードとフォトモードの切り替え、録画のスタート/ストップのみですね。
今までは、モード切り替えと電源ボタンが一緒になっていたんですが、今回は完全に分離され、
より使いやすくなった印象です。
じゃあ、電源ボタンはどこいった?と、最初なかなか見つからなくてアタフタしてしまいました。
電源ボタンはここ。ポチッと一押し。
もちろんクイック起動に対応しているので、液晶画面を開いただけで起動することもできます。
実際に使ってみると、クイック起動が便利すぎて、電源ボタンを押すことがほとんどなくなっちゃいました。
ここの"G"というのは、ソニー独自レンズ『Gレンズ』のロゴマーク。
他モデルで使用されている「カールツァイスレンズ」に比べ、高コントラスト&高解像度なレンズとなっています。
ボディは旧モデル『HDR-SR11/12』に比べて、スリムで持ちやすくなっています。
並べるととこんな感じ。(左:HDR-SR11 右:HDR-XR500V)
ファインダーも、もちろんあります。
ファインダーを掴んで引っ張ってやれば、ファインダーモードに。
これも操作しやすくてグッドですね。
さていよいよ、今回のメインテーマである、イメージセンサー『Exmor R CMOS』の性能をチェックします!
Exmor R CMOSの特長はというと......
(1)暗いところでの撮影に強い
(2)ノイズを低減
この2つ!
夜とか、暗闇での撮影って、普通のカメラだとなかなか難しいものなんです。
たとえば、Exmor R CMOSを搭載していない、HDR-CX120で撮影すると、こんな感じ。
これが、HDR-XR500Vで撮影すると、こうなります!
これ、初めて見た瞬間には、「えぇ!?」っと、驚きの声を上げてしまいました。
この映像の鮮明さ、ノイズの少なさ、凄すぎます......。
今この映像が出せるのは、新イメージセンサーExmor R CMOSを搭載している、HDR-XR500V/XR520Vだけということですね。
ソニー公式ページでは、こんな比較写真が掲載されています。
とにかくブレの補正っぷりが凄まじいです。感動的!
誰が見ても一目で違いがわかる、新・手ブレ補正映像をどうぞ!
歩きながらの撮影なら、ほぼ真っ直ぐの映像になってしまいました!こりゃすごい!
もちろん、腕を固定して撮影したとかってわけじゃないですよ。
いたって自然体(?)の撮影です。
ちなみに、従来どおりの手ブレ補正、「手ブレ補正(スタンダードモード)」というのも用意されています。
このモードに設定して、同じ道を歩いてみました。
明らかに違いがわかりますよね。
アクティブモードが凄すぎて、スタンダードモードが霞んでしまいますねぇ。
最後は手ブレ補正を切った場合。
手ブレ補正って、重要な機能なんだなぁと、改めて実感しました......。
ビデオカメラとして初!
今回ご紹介中の『HDR-XR500V』と、その大容量版『HDR-XR520V』には、なんと、GPS機能が搭載されています!
1GB分の容量を使い、世界地図(北米・欧州・オセアニア・日本)を収録しています。
これ、世界地図っていうのがすごいですねぇ。海外に持っていっても、バッチリ使えます!
位置情報は、10秒おきぐらいに自動で取得されるようになっています。
特に意識していなくても、撮影した動画には、勝手に位置情報が付加されていくわけです。
PictureMotionBrowserとの連携もできるので、PC上で地図データを楽しむのもオーケー。
GPS機能により位置情報を取得。こんな画面で地図が表示されます。
縮尺の変更も可能です。
動画を撮影しながら移動したらどうなるんだろう?と、仕様を見てみると、どうやら動画撮影中は位置情報の取得は
されないようです。そんなわけで、動画に盛り込まれる位置情報は、動画撮影開始時点で取得していた位置情報と、
いうことになります。
徳島県で撮影をスタートして、東京まで回し続けたとしても、動画に入る位置情報は、撮影を開始した徳島県のものだけってことですね。
撮影するにしてもしないにしても、このカメラを持っていたら、知らないところでも、ある程度の現在地がわかっちゃうっていう、おまけ的ポイントも。
ちなみに、地図データの更新はできないようです。
撮影したムービーを、スポーツ番組のハイライト集みたく、自動で編集してくれる機能。
旅行でも運動会でも、スポーツの試合でも、この機能を使って再生すると、一味違った面白さがありそうです。
去年発売のハンディカム HDR-CX12で初めて採用された、スマイルシャッター機能を搭載しています。
顔を検出し、笑顔になると自動で写真を撮ってくれるというのが、スマイルシャター。
「常時検出」と「動画撮影時のみ検出」が選択できます。
また顔検出機能により、"動画撮影中でも"、顔の部分を特にクリアに記録する機能も、同時に使用されています。
撮影して終わりじゃあもったいないので、その後の視聴方法についても考えてみましょう!
パソコンで見る場合は、AVCHD形式のムービーを再生できるソフトが必須になります。
いくつかありますけど、ハンディカムに付属している「Picture Motion Browser」の中に、「Player for AVCHD」というAVCHDプレーヤーが入っているので、それほど気にしなくてもオーケーです。
が、パソコンでAVCHD形式のハイビジョン映像を再生する場合は、ある程度のPCスペックが必要です。
具体的なPCスペックはこちらを参照(ページ下部)
テレビで視聴する場合は、ハイビジョン対応テレビにHDMIケーブルで接続するだけです。
簡単ですけど、見るたびにケーブルで接続してやらないといけないのは、ちょっと面倒?
DVDやブルーレイディスクにダビングしておけば、いつでもテレビで視聴できるようになりますね。
ただ、この場合は「AVCHDが再生できる機器」が必要です。
ソニー製品なら、VAIO、ブルーレイレコーダー、DVDリーダー/ライター、あと意外にもプレイステーション3があります。
ちなみにですが......実は本体の液晶画面で見るのも、そんなに悪くなかったり。
他モデルにはない、約92万画素という随一の液晶解像度も、HDR-XR500Vの大きな特長です。
ソニースタイルでの販売価格は、128,000円(税込)となっています。
HDR-XR500V/520Vは、旧シリーズHDR-SR11/12と同じ価格帯になっているので、性能/機能や、HDD容量が倍になっていることなどを考えると、めちゃくちゃ安く感じます。
他シリーズと比べると、同時発売になったHDR-XR100が99,800円(税込)です。これは型番は似てますけど、新手ブレ補正・Exmor R CMOSなどの新機能が搭載されてなく、HDDの容量も80GBと少なめです。
メモリースティックタイプのHDR-CX120も99,800円(税込)ですが、やはり手ブレ補正・Exmor Rなどの新機能は搭載されていません。
あ、GPSが搭載されているのも、HDR-XR500V/XR520Vだけですね。
Gレンズは、HDR-XR500V/XR520Vの他に、HDR-FX1000(398,000円(税込)にも搭載されていますが......。
ということで、HDR-XR500Vの128,000円(税込)という価格、決して高くはないと思いますよ。さらに、9,000円相当(HDR-XR520Vは14,000円相当)のポイントもつきますからね!
ともかく、自信を持ってオススメできる、HDR-XR500Vなのでした。
いやいや、やっぱり実際のモノを見てみないと!という方は、ぜひ店頭までご来店ください!
店頭にてHDR-XR500Vを展示中です!
ハンディカム HDR-XR500V ソニーポイント9,000円相当プレゼント
販売価格: 128,000円(税込)
暗闇での撮影時に活躍する、Exmor R CMOS
これは、従来技術のExmor CMOSを改良して、パワーアップしたものです。どこがどう変わったのかというと、今までは表面照射型だったのが、Exmor R CMOSでは、裏面照射型になり、感度が大幅(約2倍)にアップしています。
図で表すとこんな感じになるそうです。
今までは、表の配線面側から受光するようになっていて、光が実際の受光部にたどり着くまでに、配線などにぶつかって拡散しちゃってたんですね。それが、裏面だった部分を前に向けてやったことで、光がダイレクトに受光部へ入射するようになり、より高感度となった、というわけです。
また、感度が向上したことにより、映像に出るノイズも、大幅に低減されています。
手ブレ補正の精度は、従来機種より約10倍にもなったといいます!
ハンディカムの手ブレ補正には、光学式手ブレ補正(レンズ自体が上下左右にスライドして、光軸のブレを補正する)が採用されているんですが、新開発の手ブレ補正(アクティブンモード)では、レンズが補正するエリアを大幅に拡大し、約10倍もブレを抑えた鮮明な映像が残せるようになっています。