<新製品>&<実機レビュー>2025年モデルVAIO SX14/SX12シリーズ。2年ぶりの順当進化モデルだ。

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●VAIO SX14(VJS147シリーズ)(2025年モデル)
「VAIO SX14」246,800円(税込)~
「VAIO SX14|ALL BLACK EDITION」276,800円(税込)~
カラバリ:ファインブラック/ブライトシルバー/ファインホワイト/アーバンブロンズ
●VAIO SX12(VJS127シリーズ)(2025年モデル)
「VAIO SX12」246,800円(税込)~
「VAIO SX12|ALL BLACK EDITION」276,800円(税込)~
カラバリ:ファインブラック/ブライトシルバーファインホワイトアーバンブロンズローズゴールド
※価格は、ソニーストア価格

最速お届け日:9月26日(金)

VAIO SX14シリーズ(先行予約受付中)
VAIO SX12シリーズ(先行予約受付中)

VAIO SX12・VAIO SX14 発売記念 10%OFFキャンペーン(クーポンコード)12月18日(木)10時まで

本日9月17日(水)10時、2年ぶりのモデルチェンジとなる、新型2015年モデルとなる、VAIO SX14/SX12が、発表された。同時に10%OFFで購入できるキャンペーンもスタートした。(12月18日(木)10時まで)

VAIOシリーズは、これまで、スタンダードPC「VAIO F16/F14」、アドバンストPC「VAIO S13」、ハイエンドPC「VAIO SX14-R」、「VAIO SX12」の、5モデルラインナップだった。VAIO F16をのぞいて、全てがモバイルPCだ。
今回、「VAIO SX14/SX12」が、新モデルとして登場。これで、VAIOシリーズは、6モデルラインナップとなる。SX14は、SX14-R登場以降、ラインナップから外れていたので、久しぶりの復活だ。

VAIO SX14は、シリーズ唯一、4Kディスプレイが選択可能

早速、実機をお借りすることができたので、実機交えて、見ていこう!

お借りしたのは、以下の2モデルで、基本スペックは同じだ。

・VAIO SX14(VJS147)(ブライトシルバー):Core 5 120U、メモリー16GB、SSD256GB
・VAIO SX12(VJS127)(ローズゴールド):Core 5 120U、メモリー16GB、SSD256GB

さて、今回の2025年モデルVAIO SX14/SX12シリーズは、、、先代モデルと比較して、突出した変化はない。

主な進化点は、

・CPU
・ACアダプター
・5GデュアルSIM(物理SIM+eSIM)対応
・オンライン会話設定キー搭載
・Copilotキー搭載

といった内容。先代モデルからの順当進化といったところだ。

目次

あれ?なんか高くない?

新モデルでは、246,800円スタート!一見、すげー高く感じるはず。が、実はそうでもないのだ。VAIO SX14で、新旧比較してみよう。

・新モデル:「Core 5+16GB+第4世代SSD256GB」スタート。246,800円
・先代モデル:「Core i3+8GB+第3世代SSD256GB」スタート。199,800円

価格だけは、すごい上がってるけど、スペックが全然違うぞ。ここで、先代モデルのスペックを同等に揃えてみると、

・先代モデル:「Core i5+16GB+第4世代SSD256GB」229,800円

実質、17,000円アップくらいってことだね。物価上昇、進化点等を考慮すると、十分許容範囲だろう。
SX14/SX12クラスでは、当店実績では、ほとんど、「Core 3」クラスを選ぶ人はいないことから、今回の「Core 5」スタートで問題ないだろうし、メモリーも同様で8GB選択することはヒジョーに少ない。
そうは言っても、Core 3でいいよ。メモリーも8GBでいいよ。SSD速度はこだわらないよ。っていう人は、VAIO S13がおすすめ。

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外観

↑VAIO SX14/SX12ともに、一貫して、超シンプルなデザイン。奇をてらわず、過不足もなく。

↑VAIO SX14は、ディスプレイを3種類から選択可能。UHD、タッチパネル(フルHD)(プライバシーフィルター使用不可)、フルHD。※タッチパネルは、別売りのデジタイザースタイラス(ペン)対応。
個人的には、SX14-Rでは選択できない、UHD(4K HDR)ディスプレイが用意されてるのは、見逃せない!

↑SX12は、フルHDのみ。

↑SX14/SX12の違いは、ディスプレイのみ。キーピッチは、どちらもフルピッチ19mm、キーストローク約1.5mm。
タッチパッドは、2ボタン式。もちろん、2ボタン操作なしでも使えるが、ないよりはあったほうが便利。
180度フルオープンするディスプレイも、もう、VAIOでは当たり前の機能だ。

↑フットプリント比較すると、12型と14型のサイズの違いがよくわかる。結構違うよねー。

↑SX12は900g切り。持った瞬間軽いなぁって感じる。SX14は、1030gと、1kg切りはちょっと遠い。
感覚的に、1kgの境界を大きく感じてしまうのはなぜだろう。ほんとSX12は軽く感じる。ただ、SX14の大画面、さらに、4Kやタッチパネル選択可能というのも捨てがたく・・・。

↑ノートPCでこんな持ち方しちゃいかんのだが、剛性自慢のVAIOなら、全く不安なし。ほんと、VAIOは持ち運びしても、安心なんだよね。(当店は、いろんな他社PCを取り扱っているが、群を抜いて頑丈だし、クオリティ自体高いと感じる。単純によくできてるPCだなぁとしみじみ感じる。)

↑ネジの多さも、剛性アップにつながっている。VAIOは、万が一のメンテナンスのため、隠しネジなどはなく、見えてるネジを外せば、多少の「ツメ」外しには勇気がいるが、分解は容易。これは、VAIO社VAIOになってから、一貫した設計。SX14/SX12のネジの本数は同じなんだね。

↑ディスプレイを開くと自然にキーボードがイイ感じで傾斜して打ちやすい、チルトアップヒンジ機構。これも、VAIOノートの定番特徴のひとつ。このわずかと思える傾斜が、タイピング性能に大きく影響する。ちなみに、片手でディスプレイを開けても、キーボード面が持ち上がらないよう、ヒンジの強度がゼツミョウに調整されている。

↑そうは見えない、実は指紋センサーが内蔵されている電源ボタン。最近のVAIOはこうなんだよねー。それでいて、感度がイイ。指紋センサーと気づかないまま使っている人少なくないはず。
指紋認証の他、Webカメラを使った顔認証にも対応。どちらも、Windows Hello対応。電源オン時のサインインなど、指紋、顔どちらでもOK。

インターフェース

充実のインターフェースも、SX14/SX12では全く同じ。

↑左から、USB-A、USB-C(USB4、Thunderbolt4)、HDMI、有線LAN、USB-C(USB4、Thunderbolt4)

↑左から、USB-A、ヘッドセット。
ほんと、豊富なインターフェースで、毎回言ってるが、VAIO Zオーナーとしては、心底うらやましい。

↑SX12のみ、キーの真下に、各種インターフェースが配置されている。見るたびに感心させられる。このLANケーブル、HDMIケーブル、USB、、、これらがキーの真下にぶっささるのが、本当に不思議だし、すごい。よくそんなスペースが確保できたものだ。(どちらも、ソニー製ケーブルということに気づいた人は、かなりのソニー通♪)

↑充給電は、どちらのUSB-C端子でも可能。

↑「VAIOの設定」で、「USB充電」 をオンにしておくことで、VAIO本体電源オフ状態でも、VAIO自身をモバイルバッテリーとして使用可能。さすがに、USB PD供給はできない。

カラー

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↑SX14:アーバンブロンズ、ファインホワイト、ブライトシルバー、ファインブラック

call13

↑SX12:アーバンブロンズ、ファインホワイト、ブライトシルバー、ファインブラック、ローズゴールド

↑本体カラーに合わせた壁紙がプリインストールされてるのも嬉しい。

標準カラーの他、SX14/SX12ともに、ALL BLACK EDITIONという、恒例のプレミアムエディションが用意される。ALL BLACK EDITIONのみ、CPUが、最上位の「Core 7 150U」縛りと、日本語&英字キーボードともに「隠し刻印」が選択可能。

call02

↑ALL BLACK EDITION

「新」付属USB-C充電器

↑VJ8PD65W4(前モデル VJ8PD65W)

VAIO SX14-Rから付属するようになった、新USB-C充電器。先代では、コンセント部と充電器本体が別になったタイプだった。
上位機種に付属していた、一体型USB-C充電器の後継機種にあたり、コンセント部が折りたたみ式になり、より持ち運びしやすくなった。

USB-C端子がテーパー形状になっているが、、、使ってみて初めてわかる、その便利さ。地味に、抜き差ししやすい。
199g(前モデル164g)と、少し重くなり、71mm(前モデル60mm)と、長くなった。

上:前モデル、下:新モデル
上:前モデル、下:新モデル

↑プラグをたためば、新モデルのほうがコンパクトだね。ちょっとだけ重いけど。

左:前モデル、右:新モデル

↑高さが少し高くなっている。また、スペックは、全く同じ。

許容範囲内で少し重くなり、プラグが収納式になり、使い勝手が向上。
贅沢言えば、気持ちだけでも、小型軽量化してほしかったかな。
ちなみに、某Anker製の同等スペック(65W)のものは、かなり熱くなるものの、この付属品はベンチマークぶん回しても、気にならない。

CPU

CPUは、「Core U シリーズ1」が搭載され、Core 5、7と、2種類が選択可能(Core 3は選択不可)。先代モデルでは、第13世代「Core i Uシリーズ」が搭載されていた。

カメラ

↑ディスプレイ上部にある、カメラは、安心のプライバシーシャッター付き。開閉状況は、シャッターが白いため、視認しやすい。物理的にレンズを覆ってしまえば、セキュリティ面では完璧。また、カメラ動作中は、すぐ横のランプが点灯してくれる。

↑カメラ機能の各種設定は、引き続き、VAIOの設定アプリから。UIが刷新された。物理シャッター代わりにもなるデジタルプライバシーシャッターが追加されたり。

↑プライバシーフレーミング、顔優先AE、美肌効果など、仕事の会議といっても、プライバシーを守るために背景隠したり、自分の顔を少しでも綺麗に映したいじゃない!

↑F12キーの右にある、専用キーの「VAIOオンライン会話設定キー」で、「VAIOオンライン会話設定」画面を一発呼び出しができる。

↑「VAIOオンライン会話設定」画面。同じものが、VAIOの設定内にもあるが、専用キーで独立画面を呼び出せる。(タスクバーや、Windowsキーからも呼び出せる)ここで、一通りのオンライン会話時に必要な設定が可能。
VAIO社のオンライン機能への並々ならぬ力のいれようが伝わる。

ベンチマーク

VAIO SX14/SX12ともに、同じ基本スペックということもあり、ほぼ同じ結果だった。
SX14の結果をどうぞ。

まとめ

先代モデルとの違いは、CPU、ACアダプター、5GデュアルSIM(物理SIM+eSIM)対応、オンライン会話設定キー搭載、Copilotキー搭載と、順当進化。(正確には、先代モデルでは、ベーススペックのSSDのみ、第3世代。新モデルでは全て第4世代)
前述のとおり、カスタマイズのスタートとなる、ベーススペックが、先代モデルよりも上がり、より現実的なスペックになったため、先代モデルよりも大幅に価格が上がったわけでもない。

VAIOは、特筆するような、突出した特長がないというのが、特長。が、ノートPCに求められる、基本的機能はしっかりと押さえているのも特長。打鍵感、堅牢さ、処理速度、インターフェースなど、実際に使うときに、ストレスなく、気持ちよく使えるように、徹底的に設計生産されている。

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VAIO SX14シリーズ(先行予約受付中)
VAIO SX12シリーズ(先行予約受付中)

VAIO SX12・VAIO SX14 発売記念 10%OFFキャンペーン(クーポンコード)12月18日(木)10時まで

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