<ソニーストア実機レビュー>大口径望遠ズームGMレンズ『FE 50-150mm F2 GM』(SEL50150GM)

大口径望遠ズームGMレンズ『FE 50-150mm F2 GM』(SEL50150GM)5月23日(金)発売
ソニーストア価格597,300円(税込)
3年ベーシック保証無料、3年ワイド保証/5年ベーシック保証30,800円(税込)、5年ワイド保証60,500円(税込)
発売日より、当店常設展示開始予定
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※α1Ⅱみたいな絶望的品薄にでもならない限りは、発売日5月23日(金)から、当店店頭での常設展示決定!
ソニーストア先行展示開始日4月25日(金)から遅れること2週間。ようやく、ソニーストア大阪へ、実機取材に行くことができた。。。GW前後はなかなか日程が厳しくて^^;

展示開始から2週間、しかも、取材日は5月9日(金)のド平日。ってことで、お客様優先ながら、1回当たりの体験時間制限もなく、比較的ゆっくりとチェックすることができた。
では、外観チェックからいってみよう。

まず、、、持ってみて。うん、重量的には、違和感ない。思ってたとおり。公称約1340g(三脚座別)。それより、、、太さ。ななにっぱ(SEL70200GM2)とは比較にならないほど。

↑スペック上は、ななにっぱより、約15mm太いが、体感はそれ以上。

↑持参した、ななにっぱと並べて見た。

↑広角端50mmから望遠端150mmまでは、わずかこれだけ。瞬時に、行き来できる。

↑ズーミングストロークが短いし、リング自体の操作も滑らかで、三脚座を左手でホールドして、左手人差し指と親指で、ズーミングできる。フォーカスリングも滑らかに動く。

↑インナーズーム、インナーフォーカスで、全長変化しない。前玉も回転しない。

↑ホールド用途には、もうちょっと三脚座は長いほうがいいとは思うけど。こだわる人は、サードパーティー製のものに交換するんだろうね。

↑手ブレ補正機構は内蔵していないため、スイッチ周りはシンプル。フォーカスレンジリミッターもなし。奥に見えるのは、「アイリスロックスイッチ」

↑絞りリングの、カチッ or ぬるっ切り替えの、「絞りリングクリック切り換えスイッチ」

↑レンズフードは、丸形の「ALC-SH183」。フィルター径は95mmだが、このレンズフード使用時には、フィルター外径99.4mmを超えるものは干渉して使えないのでご注意を。すでに、マルミ光機さんも注意喚起のプレスリリース発表済み。

↑フードを下にして自立もできるくらいにはしっかりした作り。

↑スライド式開口部。円偏光、NDフィルターの操作時に便利。


↑情報が少ない、付属ソフトキャリングケース。大きいレンズは、バッグに収納しづらいし、ちゃんとしたケースが付属するのはありがたい。

↑付属ストラップは、ソニー海外サイトで画像公開されている。ここでは、ゲンブツ展示はなかった。
では、作例をみてみよ。




※AFポイントをとった左上が、光量が落ちてるが、これは、照明の関係。周辺光量低下ではないので・・・。フレーミングが悪かった。ごめんなさい。
上記、50mmと150mmの作例と、拡大を確認してみると。。。
どちらも、周辺の色収差はなさそう。50mmは少々タル歪曲、150mmはイトマキ歪曲があるかも。発売された頃にはレンズプロファイルも提供されて、自動補正も簡単にできる程度かな。50mmも150mmも、すんごいよく解像してるね。


↑滑らかで、自然なボケ味。


撮影してると、、、単焦点レンズをのぞいてるような錯覚に陥ってしまうほどの描写。ほんと、ズームレンズとは思えない。
が、冷静になってみると、確かに、それぞれの同焦点距離の単焦点GMレンズには劣る。
単焦点レンズを持ってる人が、それぞれを売り飛ばして、これ一本にするってのは、もうちょっと熟考したほうがいいかと。単焦点レンズを持ってない人なら、さすがに、これから揃えるのは大変だから、このレンズ1本でまかなおうってのはありじゃないかと。ポートレート、ブライダル、、、用途は様々。50-150mm全域F2で、このクオリティ。
確かに、お高いけど・・・。