<新製品>&<実機レビュー>スタンダード大画面ノートPC「VAIO F16/F14」。USB-C電源、軽量化。F16は、猛烈待望の高解像度ディスプレイ、SDカードスロット。

16型「VAIO F16(VJF162)」サテンゴールド/(新色)サテンシルバー/ネイビーブルー ソニーストア価格146,801円(税込)~
ソニーストア

14型「VAIO F14(VJF142)」サテンゴールド/(新色)サテンシルバー/ネイビーブルー ソニーストア価格141,800円(税込)~
ソニーストア

VAIO F16/F14発売記念 10%OFFキャンペーン(ここから、クーポン番号コピペで、My Sony IDへ紐付けで割り引き)

※6月3日(火)10時、ソニーストア先行予約販売開始(Core 7、高解像度WQXGAパネルのみ、受注開始日未定)
※最速お届け日6月13日(金)

2023年4月に初登場した、VAIO F16/F14。あれから、2年。初のモデルチェンジだ。
VAIO F16/F14は、「PCの新定番を狙う」新VAIOシリーズとして誕生。
今回のモデルチェンジでも、引き続き、「定番PC」として「ふだん使いにちょっといい性能」という位置づけを継続。
F16/F14ともに、CPU刷新、USB-C端子を2つに増やし、ACアダプターもUSB-Cに変更、オンライン会話設定キー追加。F16は、高解像度WQXGAパネルを追加、microSDスロット→FullサイズSDスロットへ変更、F14は、110g軽量化&堅牢性アップ。カラバリは、ウォームホワイトから、新色サテンシルバーへ変更され、合計3色。
着実な進化となる、マイナーチェンジだ。

目次

VAIO F16

16型「VAIO F16(VJF162)」サテンゴールド/(新色)サテンシルバー/ネイビーブルー ソニーストア価格146,801円(税込)~
ソニーストア
VAIO F16/F14発売記念 10%OFFキャンペーン(ここから、クーポン番号コピペで、My Sony IDへ紐付けで割り引き)

当店では、現行VAIOシリーズ中、圧倒的注文数を誇るのが、このVAIO F16なのだ。かつては、VAIO Zを筆頭に、ハイエンドモバイルPCが人気だったVAIO。スマホ全盛の今、VAIOのラインナップも変化し、まさに、「ふだん使いにはちょっといい性能」で、画面が大きくて、主に据え置き用として、VAIO F16が人気となっている。

高解像度WQXGAパネル追加

これまでの、WUXGA(1920×1200)に加え、、待望の高解像度WQXGA(2560×1600)パネルが選択可能となった。(+20,000円)
大型画面であればあるほど、高解像度パネルじゃないと、もったいない!正直なところ、4K解像度(3840×2160)でもよかったくらい。WQXGAにすれば、↑これほど、1画面の情報量が増えるのだ。ページスクロール頻度も激減し、作業効率も大幅アップするはずだ。
※高解像度WQXGAパネル選択には、Core 7選択が必須。が、本日6月3日(火)現在、Core 7の予約開始日が未定となっているため、高解像度WQXGAパネルも選べなくなっている。

microSDスロット→FullサイズSDスロットへ変更

左側面インターフェース 上:新F16、下:旧F16

先代VAIO F16登場時、衝撃の「microSDスロット」搭載。賛否分かれるところだが、少なくとも当店界隈では、圧倒的に「否」だっただけに、FullサイズSDスロット(いわゆる、SDスロット)へと変更されたのは、大歓迎だ。

また、microSDスロットより大型のSDスロットの分、USB-A端子は、ACアダプター用電源端子があったところへ、引っ越し。

USB-C×2、USB-C ACアダプター

右側面インターフェース 上:新F16、下:旧F16

従来の右側面にUSB-A×2のうち、1つ削除され、左側面と合わせて、USB-A端子×2となった。
USB-Cが1つ追加し、合計2個に。
充給電は、USB-C ACアダプターで行う。

USB-Cが1つ増えても、ACアダプターが占有するため、結局、使えるのは1つだけで、従来と変わらないように思えるが、、、
・USB-C ACアダプターは、スマホ用にも使える。
・USB-C ACアダプターは、入手しやすい市販のもの(USB PD 65W)が使える。
・バッテリー駆動にすれば、USB-C×2で使用できる。
と、メリットは大きい。

↑公称230gだが、実測227gだった。市販の同スペックのもので、もっともっと軽いものもある。USB PD 65W以上必須。

重量

スペックにより幅はあるが、公称1,570g~1,590g。旧F16より、約60~80g軽量化されている。持ち運べなくはない重量だ。持ち運ぶなら、ACアダプターは、より軽量な市販ものを購入するほうがいいだろう。

その他

↑パームレストはアルミ合金製。細かいヘアラインが、うつくしさと質感を高めています。キズに強くなる表面処理により、長く使ってもその輝きをキープ。
また、キーボードは、キーひとつひとつを、特別配合したUV硬化塗装でしっかりとコーティング。キートップの文字が消えにくいレーザー刻印だから、いつまでもうつくしいキートップを維持。

↑センサー部に指を置くだけの指紋認証と、内蔵カメラでユーザーの顔を自動認識する顔認証のダブル生体認証に対応。電源ボタンが指紋センサーを兼ねているため、電源ボタンを1度押すだけで、電源オフまたは休止状態からWindowsログオン認証まで完了。パスワード入力不要。

↑使いやすい大型タッチパッドを搭載。タッチパッドが指か手のひらかを識別するので、タイピング中に手のひらが触れてもカーソルが動いてしまうことはほとんどなし。

各部名称・サイズ

選べるスペック

●CPU+メモリー+SSD
・Core 7-150U+ メモリー32GB(オンボード)+スタンダードSSD(暗号化機能付) 1TB(+90,000円)(※受注開始日:未定)
・Core 7-150U+ メモリー16GB(オンボード)+スタンダードSSD(暗号化機能付) 512GB(+60,000円)(※受注開始日:未定)

・Core 5-120U+ メモリー16GB(オンボード)+スタンダードSSD(暗号化機能付) 512GB(+39,999円)
・Core 5-120U+ メモリー8GB(オンボード)+スタンダードSSD(暗号化機能付) 256GB(+10,000円)

・Core 3-100U+ メモリー8GB(オンボード)+スタンダードSSD(暗号化機能付) 256GB(+0円)

●OS
・Windows 11 Pro 64ビット(+8,000円)
・Windows 11 Home 64ビット(+0円)

●カラー
・サテンシルバー
・ネイビーブルー
・サテンゴールド

●ディスプレイ
・16.0型ワイド (16:10) 2560×1600ピクセル(Core5、Core3選択不可)(+20,000円)(※受注開始日:未定)
・16.0型ワイド (16:10)1920×1200ピクセル(+0円)

●顔認証
あり

●指紋認証
あり

●キーボード
かな文字あり/バックライトなし

●長期保証サービス
・3年ワイド(+7,700円)
・3年ベーシック

VAIO F14

14型「VAIO F14(VJF142)」サテンゴールド/(新色)サテンシルバー/ネイビーブルー ソニーストア価格141,800円(税込)~
ソニーストア
VAIO F16/F14発売記念 10%OFFキャンペーン(ここから、クーポン番号コピペで、My Sony IDへ紐付けで割り引き)

高額になりがちなモバイルPC。新VAIO F14は、モバイルながら「ふだん使いにちょっといい性能」のPCに仕上がっている。大幅に軽量化されたのもうれしい。

USB-C×2、USB-C ACアダプター

↑USB-A端子×1が削除、USB-C×1追加。

↑左側面。電源端子、microSDスロットは削除された。

↑F16と同じ、USB-C ACアダプター。モバイルPCを名乗る以上、せめて、VAIO SX14-R付属のもの(199g)にして欲しかった。価格の問題か。

VAIO SX14-R付属「プラグ収納式ACアダプター」VJ8PD65W4 ソニーストア価格9,460円(税込)

モバイルユースなら、持ち運び用ACアダプターとして、市販のものを別途買うべし。軽く200gは切るので。

軽量化&堅牢性アップ

↑先代より、公称約110gもの軽量化。しかも、、、ボトムのネジ締結数を増やすことで(従来12個から16個に増加)、堅牢性アップ。

また、MIL規格(MIL-STD-810H)準拠品質テストや、モバイルノート向け特別品質試験といった、従来機では行っていない品質試験をクリア。持ち運ぶPCとして、本当に心強い。

その他

↑パームレストはアルミ合金製。細かいヘアラインが、うつくしさと質感をアップ。キズに強くなる表面処理により、長く使ってもその輝きをキープ。
また、キーボードは、キーひとつひとつを、特別配合したUV硬化塗装でしっかりとコーティング。キートップの文字が消えにくいレーザー刻印だから、いつまでもうつくしいキートップを維持。

↑センサー部に指を置くだけの指紋認証と、内蔵カメラでユーザーの顔を自動認識する顔認証のダブル生体認証に対応。電源ボタンが指紋センサーを兼ねているため、電源ボタンを1度押すだけで、電源オフまたは休止状態からWindowsログオン認証まで完了。パスワード不要。

各部名称・サイズ

選べるスペック

●CPU+メモリー+SSD
・Core 7-150U+ メモリー32GB(オンボード)+スタンダードSSD(暗号化機能付) 1TB(+80,001円)(※受注開始日:未定)
・Core 7-150U+ メモリー16GB(オンボード)+スタンダードSSD(暗号化機能付) 512GB(+49,999円)(※受注開始日:未定)

・Core 5-120U+ メモリー16GB(オンボード)+スタンダードSSD(暗号化機能付) 512GB(+29,999円)
・Core 5-120U+ メモリー8GB(オンボード)+スタンダードSSD(暗号化機能付) 256GB(+10,000円)

・Core 3-100U+ メモリー8GB(オンボード)+スタンダードSSD(暗号化機能付) 256GB(+0円)

●OS
・Windows 11 Pro 64ビット(+8,000円)
・Windows 11 Home 64ビット(+0円)

●カラー
・サテンシルバー
・ネイビーブルー
・サテンゴールド

●ディスプレイ
・14.0型ワイド (16:10)1920×1200ピクセル

●顔認証
あり

●指紋認証
あり

●キーボード
かな文字あり/バックライトなし

●長期保証サービス
・3年ワイド(+7,700円)
・3年ベーシック

VAIO F16/F14共通の、「伝わるオンライン会議」

リモート、オンライン会議、、、使わない人も少なくないとは思うが、確実に需要が高まっている機能だ。内蔵マイク&スピーカー&Webカメラがあればいいんじゃない?なにがどう違うの?と思われそうだが。
オンライン会議で使用する専用のUI画面が、「VAIOの設定」アプリ内に用意されており、かゆいところに手が届くような細やかな設定、そして、それらが使いやすいような工夫が、盛り込まれている。会議本番中に慌てることもなくなるだろう。

↑「カメラ」では、背景ぼかし機能、自動フレーミング機能、プライバシーフレーミング機能、顔優先AE機能、明るさ補正、逆光補正、美肌効果、ちらつき低減機能が、設定可能。ビデオ通話、リモート会議時に必須のカメラ機能が、超充実。設定画面にカメラ映像が表示されているから、それを見ながら設定できるのも便利。

↑「サウンド」では、マイクやスピーカーのAIノイキャン、マイクの指向性を設定できる。小声モードもあったり、、、

↑とっさの時に役立ちそうな、「全消音ショートカットキー」は、キーボード上に、配置される。

↑「VAIOオンライン会話設定キー」が新設された。このキーは、「VAIOの設定」内「入力デバイス」にて、割り当て機能をカスタマイズ可能。デフォルトでは、「VAIOオンライン会話設定」という、オンライン会議で使用する「カメラ」「サウンド」から、使用頻度が高いものをピックアップした、専用ウィンドウを呼び出しできる。

キーボード上に配置された「VAIOオンライン会話設定キー」で一発呼び出しできる
VAIOの設定を呼び出すことなく、物理キーで、一発呼び出しして、さっと設定変更できる。

VAIO社の人たちが多用しているであろう、リモート会議中に、感じたり気づいたりしたことを、開発陣が拾い上げて、実装したのでは?と勝手に想像してしまうほど、よく考えられた機能だ。

ベンチマーク

●ベンチマーク測定したVAIOのスペック(F16/F14同じ)
・Core 7プロセッサー150U
・インテル グラフィックス
・メモリー32GB
・SSD1TB

左:F16、右:F14

↑CPU性能を測定するベンチマーク結果は、同CPU搭載の「VAIO S13」と同等。
ちなみに、Core Ultra搭載の、現行フラッグシップモデルとなる「VAIO SX14-R」は、この2倍の数値をたたき出す。
しかし、、、この数値でも、、、VAIO Z最終モデル(店長野田が今も愛用している、、、このブログを書いているまさに、そのVAIO Z)を、上回る!!!!中位スペックの「Core 5プロセッサー120U」で、VAIO Zと同等ということは、このCore7なら・・・。もうね・・・。すごいよ。

左:F16、右:F14

SSDが、Nextorage製というのは、うれしい。

つづいて、グラフィックスベンチマーク。画面解像度が異なるため、F16/F14で、違う結果となった。

左:F16、右:F14

↑F14は、標準ノートPC設定で、普通という結果。まぁ、ソツナク遊べそう。

一方、F16は解像度が異なるため、設定変更をしないと、プレイは厳しそう。ということで、ソフトの設定をとことん低スペックのほうへ変更してみる。

F16

↑うん、なんとか、F14と同等の数値になった。高いグラフィック性能が必要なゲーム用途では、注意が必要だ。

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ということで、2025年モデルの新「VAIO F16/F14」を見てみた。
前モデルからは、2年ぶりということで、マイナーチェンジとはいえ、しっかりと押さえるべき点は押さえた、順当進化だ。
前述のとおり、中位スペックの「Core 5プロセッサー120U」ですら、VAIO Z最終モデルと同等処理能力。スタンダードPCと言えど、かなりの性能といっても過言ではない。あとは、おサイフとの相談で。

注目は、F16の高解像度WQXGAパネル。16型&WQXGAは魅力的過ぎる!
が、、、Core7+メモリー16GBor32GB縛りもあり、最低80,000円アップするし、今日現在では、受注開始日が未定となっているのが残念。

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