ついに見つけた!「LinkBuds Fitにあう イヤーピース」 「Pentaconn COREIR mini」実機レビュー

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日本ディックス製イヤーピース「Pentaconn COREIR mini Stainless steel」
amazon 1ペア1,980円(税込)

今回、日本ディックスさんのご厚意でご提供いただいた「Pentaconn COREIR mini Stainless steel」。ありがたく使わせていただきつつ、率直な意見感想をレビューしていくよ。

が、当初の予定より、大幅に内容変更することになってしまった。とんでもない発見があったために。

・「LinkBuds Fit」に「Pentaconn COREIR mini Stainless steel」が、適合!
・ソニー製現行イヤホンでは、適合するものがない!

この2点が大きなポイントだ。どちらも、なかなかショッキングで、本当に驚いている。ぐぐってみたけど、どちらも、そういう情報がないのも不思議。

では、まずは、「Pentaconn COREIR mini Stainless steel」の特長から見ていこう。

目次

あの「COREIR(コレイル)」のローハイトモデル

左:COREIR、右:COREIR mini

大ヒットイヤーピース「COREIR」。軸部分に「金属コア」が埋め込まれ、このコアが、ヒジョーにいい仕事してくれて、心地よいサウンドを奏でてくれる。

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今回の「Pentaconn COREIR mini Stainless steel」は、「COREIR」のローハイトモデルで、イヤーピースがケースへ干渉しやすい完全ワイヤレスイヤホン向けといってもいいだろう。「傘」部分が、低くなっているだけでなく、

↑軸部分も短くなっており、トータルすると、かなりローハイトなデザインになっている。金属コアの材質は、その名のとおり、ステンレス製だ。金属の種類によって、音色が異なるのは、標準サイズの「COREIR」で周知の通り。
密着感が強めの素材を採用していることもあり、装着時のフィット感はなかなかのもの。
「COREIR」は、音色も装着感も優れるイヤーピースなのだ。

まさかの、ソニー製イヤホン全滅

↑まず最初に、愛用の「WF-1000XM5」へ装着してみたが、、、そもそも、イヤホンノズルが金底コアに接触してしまい、奥まで入らないのだ。しっかりとした固定にはほど遠く、このまま、耳に装着して、イヤホンを外すと、イヤピだけ、耳の中に残ってしまうだろう。

↑対して、標準サイズの「COREIR」では、まぁ、普段からこの組合せで愛用しているし、問題なし。
が、少し辛口言わせてもらうと、純正よりは、かなりはずれやすい。純正イヤピは、傘と軸の材質が異なるハイブリッドタイプのものが多く、耳当たりのいい傘、しっかりとイヤホンノズルを捕まえる固めの軸。「COREIRシリーズ」は全てが同じ材質。軸がやわらかすぎるんだろう。できれば、はずれにくい工夫をお願いしたい。

今回試した、イヤーピースを使うソニー製イヤホンは、もちろん、「LinkBuds Fit」をのぞき、すべて共通のイヤホンノズル。店頭展示、私物含めて、ワイヤードワイヤレス問わず、イヤホン全てに、不適合。これには参った。まさか、イヤホンノズルの長さが原因とは。ソニー製イヤホンノズルってそんなに特殊なんだろうか。
ちなみに、ノギスで計測してみたところ、ノズル長は、4.6mmだった。0.1~0.2mmくらいの問題だとは思うんだけど。

もっと、まさかの、「LinkBuds Fit」に適合!

全世界の「LinkBuds Fit」オーナーの皆様、イヤーピースには少なからずお困りでしょう。
なにせ、イヤホンノズルが、あまりにも特殊すぎて、ノズルとも呼べないような形状で、専用イヤーピースしか付かないんだから。
イヤーピースをなくしたときも、専用イヤピだから、気軽に入手できるわけではない。
また、万人にフィッティングするイヤピはないんだから、合わない人もいるだろう。でも、専用イヤピしかないから、もう我慢して使うしかない。まさに、店長野田の耳には、この専用イヤピは合わなかったのだ。

↑合わない理由は、このローハイトで、末広がり形状。耳の中にぐぐっと入れずに、耳の入口だけをふわっと塞ぐような設計。圧迫感もなく、自然な着け心地。
それはわかる。ただ、入口の形状も、十人十色。
耳の中にイヤピをぐぐっといれないとフィットしない人にとっては、この付属イヤピだと、どこかに隙間ができて、音が漏れたり、入ったり。ノイキャンもしっかりとイヤピで密閉してこそ真価を発揮するから、ノイキャン効果も薄くなってしまう。また、主に低音が抜けやすいため、低音がモノ足りない薄めの音になったり。店長野田は、ジムでLinkBuds Fitと、LinkBuds Sを愛用しているが、従来のイヤピを採用している、LinkBuds Sのほうが、はるかにノイキャン効果が高い。
イヤピがフィットしてないと、ほんと、悪いことだらけ。それほど、イヤピは重要なのだ。

が、、、まさか、まさかの、、、

↑なんということでしょう!!!!専用しかだめと思っていたのに、「Pentaconn COREIR mini Stainless steel」が、適合してるじゃないですかぁ!

↑ほらほらほらー。

↑ケースにも、多少のゆとりを残して、収納可能。

が、、、取付は、少しクセがある。

↑傘をひっくりかえして、軸の金属コア部分を持って、グリグリとしながら、ねじ込むように。慣れないうちは、はまったと思っても、ぽろっとはずれることもあるだろう。慣れれば、たいした手間じゃないので。純正ほどではないけど、きちっとはまれば、十分実用レベルの固定ができる。

遮音性と音質

遮音性は、かなりのもの。標準サイズの「COREIR」レビューでも解説したが、密着性の高い素材を採用しており、ぴたっと耳内へフィットしてくれる。密着度が高いから、当然、隙間もなく、遮音性も高くなるわけだ。音漏れも、周りのノイズも、気にしなくて済む。

今回、そもそも、「LinkBuds Fit」でしか、試聴できなかったため、その純正付属イヤピとの比較になる。

純正では、低音が、音漏れによる拡散で、スカスカとは言わないが、モノ足りない。COREIR miniでは、優れた密閉感により、低音をしっかりと感じられ、全域がピシッと締まることで、解像感、キレも増す。
標準サイズの「COREIR」のレビューでも書いたが、COREIR全体の特徴の金属管のせいか、高域がかなりタイトになる。LinkBuds Fitでは気になるほどではなく、気持ちよく高域が伸びる。が、個人的にはモニター系イヤホンにはあまり向かないと感じている。

店長野田の他、スタッフのりぴーも、スタッフみっちーも、LinkBuds Fit愛用者で、3人が3人ともに、今回の「Pentaconn COREIR mini Stainless steel」の評価が非常に高い。正直、付属のイヤピには戻れないというのが、3人共通の感想だ。

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日本ディックス製イヤーピース「Pentaconn COREIR mini Stainless steel」
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