「アルミ合金コア内蔵イヤーピース Pentaconn COREIR – ペンタコン コレイル – AL ALLOY」、買ってみた。

4月に一般販売開始。Amazon3,850円(税込)

イヤーピースの「芯(コア)」が金属製という、珍しいイヤーピース。Pentaconn COREIR。
第2弾が出ると聞き、予約開始初日にポチッと♪

↑新製品の「AL ALLOY」は、アルミ合金製のコアを採用。同製品の第2弾だ。第1弾はなんとなく買いそびれてしまって。。。

↑第1弾は、黄銅製コアの「BRASS」だ。

「ヘッドフォン祭」にて、第3弾、第4弾として、チタン製、ステンレス製が、参考出品(発売未定、試聴不可)されていたらしく、評判の良さがうかがえる。

↑お値段3,850円也。2ペアセット。さすがに、袋にゴロンと放り込まれているのではなく、

↑イヤピ簡易ケースになりそうな、パッケージ。しっかりと固定収納されていた。

↑イヤピ自体は、透明のシリコン製。さらさらな表面と思いきや、かなりのグリップ力で、滑りづらい表面仕上げだ。耐震ジェルのような接着力ではないが、ピタッと耳につきそうで期待。が、ホコリは吸い寄せそう。↑すでに細かいホコリが付いているし。中心の黒いのが、黒アルマイト処理が施された、アルミ合金製コアだ。根元の赤いのがサイズ判別用&イヤホンノズル干渉防止兼用のシリコン製クッションパーツ。イヤホンノズル対応サイズは、直径4.5mm~5.5mmと、ソニー製イヤホンももちろんOK。

↑購入したのは「L」サイズだが、ソニー製イヤピの同サイズより、ほんの気持ち大きい。同サイズ買っておけばフィットするはずだ。

↑コアが金属製で、強度があるせいか、コアサイズが非常に大きいのが特長。これも音質に影響しているんだろう。

↑傘部分をひっくり返すも、コア部はシリコンで覆われており、装着時でも肌に触れる部分はなさそう。実際装着しても、この冬の時期にも関わらず、ひんやり感はなし。

では、、、重要なフィット感について。。。

これまで、コンプライなど、低反発ウレタン系が、一番フィット感がいいと思っていたが、COREIRのフィット感の良さには、驚愕!滑りづらいシリコン製傘部分が、耳穴にピタッとひっつき、音抜け感も一切なく、外部からの遮音性も良好だ。イヤホン自体、ピシッと固定されている印象。これはいいぞ!!!左右の違和感もない。

ただ、、、今回、使用したイヤホンのうち、MDR-EX800STには、装着が少々甘い。イヤホンノズルが気持ち長いせいで、コアに少しだけ干渉してしまい、挿さり具合が甘いのが気になる。あと少しだけ余裕が欲しい。
また、もひとつの使用したイヤホンIER-Z1Rでも、奥まで挿さるものの、ほんの少し緩いのが気になる。

↑耳へのしっかりとした装着が好印象な反面、外すときに傘部が、ほぼ確実にひっくり返るほど。これほどのしっかり装着力なので、雑に外そうとすると、イヤピが耳に残りそうな気もする。もっときつくてもいいんじゃないかと。

音質は。。。

ソニーのトリプルコンフォートイヤーピースと比較してみる。

●モニターイヤホン「MDR-EX800ST」で聴いてみた

まず、低域。キレキレ感はなく、低音の量感が増した印象。情報量は特に増減を感じないが、高域のキラキラ感もなく、すっきりとした印象。全体的に、低域寄りのイヤピか。
が、全体的に、金属コアによる、残響?みたいなのを感じ、もう少しクリア感が欲しい。

正直、、、あまりよくは感じない。。。残念。モニター系には相性悪いのか?

●ソニーフラッグシップイヤホン「IER-Z1R」

さて、、、IER-Z1Rは、個人的には、イヤピ次第で、かなり印象が変わってしまうイヤホンと思ってる。

伸びやかな高域は、イヤピ選択間違えると刺さりまくり、同様に、低域はすっかすかに。付属イヤピですら、万人受けするとは思ってない。IER-Z1Rオーナーさんには、イヤピを色々試してもらいたい。
発売当初、いろんな人が、様々な感想を発信してたけど、イヤピ合ってるのかなぁ?と心配になるような内容もよくみかけた。

で、、、結論から。

IER-Z1Rには、この、COREIR AL ALLOYが、最適解と言いたい!
重量級のボディは、フィット感のいいこのCOREIRで、バツグンの安定装着が可能。
フィット感の良さが、音抜け、特に、低域の抜けを完璧に封じ込める。低域のエネルギーを漏れなく、鼓膜へと伝えてくれる。また、IER-Z1Rの高域の伸びは健在。キラキラしつつも、刺さることのない心地よさ。今さらながら、IER-Z1Rのポテンシャルの高さを再認識。というか、こんな音出せるんだなぁと、感心すら。

ということで、、、イヤピも万能のものはないんじゃないかという結論。合うイヤホン、合わないイヤホンがある。

金属コアだけに、コア内で音の反射による残響?はあるはずだが、これが、音色を作っているじゃ?
こうなると、第1弾の「BRASS」、、、まだ見ぬ、第3弾、第4弾のチタン、ステンレスが、ひたすら気になるぞ。

できれば・・・2ペアセットでなく、1ペアセットにして、お安くしてくれると、シリーズ全部買いがしやくなって、リケーブルみたいに、リイヤピが楽しめるんだけど。

おしまい。。。

※店頭販売は今のところ予定ないけど、試聴は可能なので、興味ある方はどうぞ。。。

————————————————————————————————— 

4月に一般販売開始。Amazon3,850円(税込)

————————————————————————————————— 

MDR-EX800ST

IER-Z1R

店長野田の記事が気に入ったらシェアしてね
  • URLをコピーしました!
目次