Gmail使っている人、要注意!Gmailで、他社メールが受信できなくなるんだよ!2026年1月POPサポートが終了。法人は、Google Workspaceへ移行?

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今年10月のこと。突如、Googleから、GmailのPOPサポート終了の知らせがあり、界隈騒然。Xデーは、2026年1月。もうすぐそこだ。
Gmailを使って、他社メール(自宅のプロバイダーメールや、会社のメール)を受信してた人は、もろに今回の影響を受けることになる。
今後は、PCやスマホ毎に、他社メールを個別に受信する設定が必要になる。早い話、なんらかのメールソフトを使うなり、他社メールが提供しているなら、WEBメールサービスを使うなりして、送受信することになるわけだ。
WEBメールサービスはなかなか使い勝手の問題もあるだろうから、結局、デバイス毎に、メールアプリを使って送受信することになるだろう。クラウドメールということにはならなくなるため、デバイス毎にメール管理整理する必要も出てくる。

Googleヘルプ「Gmail の Gmailify と POP の今後の変更について」

なにより困るのは、Gmailの、優れた迷惑メールフィルターが使えなくなり、迷惑メールの管理まで必要になってくる点。手間暇よりも、迷惑メールの脅威に、より晒されるようになるのが、大きなデメリットだろう。

こうなると、思い切って、Gmailに一本化するのが手っ取り早い対応策かもしれない。将来的に、Gmail自体が有料になる可能性がなくはないだろうが。。。Androidデバイスユーザーであれば、必ずGmailは使用しているはずなので、すでに、Gmailしか使ってない人も少なくないだろう。

一方、仕事メールをGmail経由で使用していたい人は、、、これまでと同じ利便性を求めるのは、正直、無理だ。
できるのであれば、Gmailへ自動転生設定してしまうなど・・・必ず、なにかしらの手を打たないと。

ちなみに、当社のような中小企業であれば、思い切って、有料の「Google Workspace」を使うという手もある。

これは、独自ドメインを使って、Gmailのサービスを、がっつりと利用できるサービス。1アカウント毎に費用がかかる。

↑月額契約の場合の、1ユーザーあたりの、月額。年間契約すると、16%引きになる。

当社の場合、絞りに絞って、なんとか9アカウントに抑えて、いつでも、他サービスへ移れるように、月額契約を行った。
実際は、もっと多くのメールアカウトを使用しているが、メールサーバー側で転送設定などを行い、コストを抑えこんだ。

ここからは、少しテクニカルな話になるが。。。
独自ドメインがあるなら、メールサーバーを契約しているはずだが、そのメールサーバーを使わず、Google Workspace側のサーバーを使って送受信することも可能。これが、シンプルな方法だ。
が、、、その場合、メアドを追加するたびに、月額費用が発生してしまう。メアド追加がやりづらい。
そこで、Google Workspaceの「メールエイリアス」機能を使う。メールサーバーは今まで通り、契約しているメールサーバーを使い、Google Workspace契約外のメアドは、自動転送設定で運用するのだ。自動転送後に削除する設定がなければ、定期的に手動削除するというメンテナンスが必要になるのがネックだが。一長一短。

ということで、
・個人運用の人は、メールアドレスは、Gmailに一本化するのが、コストもかからずシンプル。
・プロバイダーメールや、会社メールなどの、Gmail以外のメールの送受信したいなら、有料のGoogle Workspaceなどを契約するなり、なんらかの対策が必要。

しかし、、、今回の「ことの重大さ」をどれだけの人が感じているだろうか・・・。当社のお客様は、やはり、Xperia、Androidユーザーさんが多いが、社長さんや、ITに明るい人が、自分のスマホで、会社のメールを送受信しているっぽい。ぱっと思い浮かぶだけで、相当数が該当しそう。。。
年明けのXデー後の大混乱が恐ろしい。

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