<ややシークレットイベント>1000X series オーナー様限定ファンミーティング、改め、「WH-1000XM6 発売イベント(勝手に命名)」に行ってきた。シンガーソングライター「Kucci」さんがシークレットゲストとして登場でびびった。

ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM6」ブラック/プラチナシルバー
ソニーストア価格59,400円(税込)
5月30日(金)発売

ソニーストア(製品詳細、先行予約販売)
プレスリリース
スペシャルサイト
先代「WH-1000XM5」と比較するサイト
WH-1000XM6まとめページ

4月25日(金)のこと、、、「<1000Xシリーズをお使いのあなたへ>1000Xオーナー様限定ファンミーティングへご招待」というメールが、「My Sony」から届く。なにかと思って、調べてみたが、どうやら、このメールのみでの告知のようで。こりゃぁ、立場上、おおっぴらにはしちゃいかんだろうと判断して、、、が、メール届いてるのに見逃す人がいちゃいかんとも想い、、、

あわせて読みたい
<4月25日(金)のメールを見逃すな!>5月16日(金)にファンミーティング開催。 4月25日(金)13:17(店長野田のところに届いたメールのタイムスタンプ)、とある製品登録をしている人限定で、とあるところから、とある製品のファンミーティングの招待...

↑モザイクと、「とある」というワード連発して、該当者さんへ、注意喚起したものの・・・
招待人数は、たった5名。該当のお客様からは、「宝くじかよっ」という、グチも。。。

ということで、多くの人が、開催されたことすら知らないため、ややシークレットイベント感のある、「WH-1000XM6 発売イベント(勝手に命名)」へ行ってきた。正式名称は特に決めてないと、イベント担当者さんからのお言葉^^;

会場は、ソニーミュージックだっ!乃木坂スタジオとか呼ばれてたりするよねー。なにげに、今回おじゃまするのは、2度目なのだ。
ここは、所属アーティストさんたちも出入りすることもあってか、ヒジョーにいろいろ制限があり。建物外観の撮影からはじまり、撮影許可場所以外の建物内すべて撮影禁止。建物内を徘徊することももちろん禁止。ということで、写真少なめでいきます。

目次

ソニーミュージックスタジオルームツアー(WH-1000XM6無関係なので、スルー可^^;)

第1スタジオ

↑まずは、この第1スタジオで、「WH-1000XM6」についての、商品説明があった。

しばし、、、興味ある方、わかりし方、、、この手の機器には猛烈に興奮してしまう変態店長野田にしばしお付き合いください。あまたの音楽が誕生したであろうこのスタジオの様子をお楽しみいただければ。。。

↑スタジオメインスピーカー。ソニーミュージックオリジナルだそうで。モニターライクでもないし、フラットな音でもないし、なんというか。個性的というか。音作りの現場ではスタンダードなんだろうか。個人的には、音の確認用として楽しくて、好みで、、、欲しい。おいくら万円でしょうか?(笑

↑ミキサー卓の上にちょこんと置かれてるブックシェルフタイプのスピーカー。ロゴが読み取れないがYAMAHA製。大昔、見学におじゃましたときに教えてもらったんだけど、、、具体的な型番は忘れた。ソニーのMDR-CD900STのように、ワールドワイドでスタンダード機として使われてるやつなので、ソニー製じゃないけど、ここでも使ってるとか言ってた記憶が。

↑レコーディング現場では、最近では100チャンネル(トラック)超も珍しくないらしく、ミキサーは、物理フェーダースイッチだけでは追いつかないから、ソフトウェアコントロールするそうで。そのモニター。

↑オーディオ用パッチ盤。配線の補助機器の役割。あっちとそっちの機器の配線をスピーディーに変更できる。
映像用パッチ盤ってのも世の中にはあるが、もちろん、ここには不要。
ソニー在職時代は、こういうミキサー卓含めた、システム設計をやらせてもらってたので、こういうの見るとテンション爆上がりするのよ。

↑ガラス向こうの、アーティストさんが入るレコーディングルームのメインスピーカー。これにも「SMI」の文字があったので、ソニーミュージック製かと。

↑いよいよマニアックな話に・・・。赤いのは、メディカルグレードのコンセント。医療用として、JIS規格で仕様が定められており・・・ということで、オーディオマニアさんが好んで使ったりするが・・・。まぁ、音への影響の有無は賛否ある。本来は、非常用電源として、停電時に決められた時間内に自動復帰する。という目的で、ここでは設置されているのかもしれない。

↑バウンダリーマイクロホン。これは、AKG製のやつか?目立たないとか、壁とか楽器に貼り付け設置できるとか、、、そんな目的で使うやつ。ピアノとかドラム内に仕込んだりするらしい。

いや、、、もうほんと、脱線しすぎなので、ここらへんでやめよう。

Kucci「ときめき – Tokimeki」Music Video

映画の番宣映像で、よく耳にしてて、なかなか特長のある声だなぁと、興味を持ち、Qobuzで聴いたことのあるアーティストさん。シークレットゲストで登場し、レコーディングスタジオに入り、3曲の生ライブ!!!うち1曲は、実際のレコーディングの様子を再現するように、エンジニアさんが、ミキサー操作したり。。。興奮しすぎて、鼻血出るかと思ったわ。必至に平静を装い、じっと耐えて座っていた^^;CD即売会&サイン会とかあったら、まとめ買いしたかったんだが^^;

Kucciさんは、同席の音楽プロデューサー江口亮氏とともに、開発者トーク後、トークショーにご参加してくれて、、、えぇまぁ、そこでも、興奮よ^^;WH-1000XM6の試聴感想などをご披露されました。
もちろん、撮影禁止でした。。。Kucciさん、ヒジョーにキュートでございました。

moraなら、ハイレゾ配信してる。
Qobuzなら、ハイレゾストリーミング配信してる。(試聴は会員登録必要)

開発者トーク(今回の本命)

左から、音響設計の出井氏、ノイキャン担当の伊藤氏、360 Upmix担当の山嶋氏、デザイン担当の隅井氏
(よく見ると、センターに2名の空席があるが、この後、Kucciさんと、音楽プロデューサー江口亮氏が、ご着席されるのでした)

やっぱり、開発者さんの生の話聞くのって、まじ楽しいっす。作った人に会えるという、最高最強のご褒美。イベント企画立案者さん、感謝感謝、あざすでございます。

グラミー賞受賞/ノミネート歴のある
4人のサウンドエンジニア

「サウンドエンジニアとの共創」ってのが、本機の柱の1つとなっているが。
聞き手の求める音は、やはり、現場の、そして、最後の音作りの作業を行う、マスタリングエンジニアさんが知っているとして、そのエンジニアさんの声をもとに、チューニング。なかなかできることじゃないはず。作り手にも作りたい音があるだろうし。結果、ハード性能を超えた音作りに成功したんじゃないだろうか、WH-1000XM6は。

「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3」、今回のハード面の肝。従来型に対して、先読み型というそうで。急峻な音の立ち上がりに対する応答性を改善し、迫力ある低音のエネルギー感やクリアなスピード感のある音質を実現。先代WH-1000XM5は、2世代前のQN1搭載だったので、その進化たるや。。。

「360 Upmix for Cinema」は、WH-1000XM6の大きな特長の1つとなっているのは間違いない。こればっかりは、体感してみないとピンと来るはずもないが。実機レビューでもかなり熱く語らせてもらっているが、効果は本当に大きい。

あわせて読みたい
<実機レビュー>限界突破!さらなる進化を遂げた、ワイヤレスノイキャンフラッグシップモデル「WH-1000... ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM6」ブラック/プラチナシルバーソニーストア価格59,400円(税込)5月30日(金)発売 >ソニーストア(製...

長年「360」をご担当されていりう、言わば、スペシャリストの山嶋氏とかなり長い時間お話しさせていただいた。その中で、疑問に思っていた、Xperiaに搭載されている「360 Upmix」との関係をご教授いただいた。まず、どんなヘッドホンイヤホン、機器が接続されるか、固定されていないXperiaに対し、WH-1000XM6では、それでしか鳴らさないため、有利だろうと。XperiaとWH-1000XM6を同時に360 UpmixをONにすると、やはり、二重掛けになってしまうと。これは、Bluetoothの仕様上、両者のステータス情報をやりとりできなため、使う側がコントロールするしかないそうで。個人的に聴き比べた印象では、WH-1000XM6オーナーであれば、Xperia側はOFFにしておくほうがいい。
ソニーさん、関係者さんには申し訳ないが、360に関しては、やはり、スピーカーで聴いてこそ、本領をはっきするもの。イヤホンヘッドホンでは、交換半減すると、個人的には思っていた。が、WH-1000XM6においては、やはり、そのための機能ということだろ。効果がはんぱない。その考えが間違っていたと思わされた。山嶋氏曰く、それでも、耳の中で音が鳴る、イヤホンでは、効果のほどは、まだまだ・・・。とのこと。近い将来発売されるであろう、完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM6」での実装は難しいんだろうなぁと感じた。

デザイン担当の隅井氏にも、じっくりとお話しを聞かせていただいた。
本機では、WH-1000XM4以来の折りたたみ収納が復活した。M4よりシンプルな収納ギミックになるよう、意識したそうだ。ケースからの取り出しも、右手で、右ハウジングをつかんでそのまま取り出せば、装着までスムーズにイケルと。言われて、試して、納得。また、WH-1000XM5では、シンプルを意識し、とことんそぎ落とすというデザインを行ったそうで、その一方で、シンプルすぎて、シンメトリーになりすぎ、左右がわかりづらい、ブラインド操作がしづらいといった声もあったと。WH-1000XM6では、確かに、ヘッドバンドを見ても、左右がわかりやすいし、操作もしやすくなっている。追加された、折りたたみ機構も、それがわからないようデザインになっていたりと、多岐にわたってブラッシュアップされていることを再認識した。

————————————————————————————————— 

はい、、、仕事なんだかよくわからないくらい、楽しかった。遠足気分の、イベント取材でした。。。

————————————————————————————————— 

ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM6」ブラック/プラチナシルバー
ソニーストア価格59,400円(税込)
5月30日(金)発売

ソニーストア(製品詳細、先行予約販売)
プレスリリース
スペシャルサイト
先代「WH-1000XM5」と比較するサイト
WH-1000XM6まとめページ

店長野田の記事が気に入ったらシェアしてね
  • URLをコピーしました!
目次