<新製品、実機レビューも少しだけ>フラッグシップ「WM1M2シリーズ」の技術を継承し、バッテリー性能向上、SoC(CPU)刷新の、ストリーミングウォークマン「NW-ZX707」

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ウォークマン「NW-ZX707」ソニーストア価格104,500円(税込)1月27日(金)発売

製品情報(ソニーストア)
開発者インタビュー
Feature
新沼音生活応援キャンペーン(5,000円音楽クーポンもらえる)3月22日(水)まで

待望の、ウォークマン新製品発売決定!
NW-ZX500シリーズの後継機種「NW-ZX707」爆誕!!!!
もう後継機種というより、完全フルモデルチェンジで、デザインも完全刷新。WM1M2シリーズの高音質技術、パーツを惜しげもなく投入。画面サイズまでもWM1M2シリーズと同サイズながら、、、軽い。さらに、SoCまで刷新し、サクサク動作。これで、実売10万切りとは、ハイエンドプレーヤーなのに、お買い得モデルと言いたくなるレベル。すでに、がっつりと試聴済みの店長野田は、早速、力一杯ポチッと♪

では、特長を見て言ってみよう!

(実機レビューは、、、絶賛、作成中)

音質

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先代「NW-ZX500」の3.6型から、新モデル「NW-ZX707」では5型ディスプレイへと大画面化。現行フラッグシップウォークマンNW-WM1M2シリーズと同サイズとなった。

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↑これによる、フットプリント面積増大で、基盤設計も大幅に刷新。アナログブロックとデジタルブロックを上下で分離し、影響が及ばないようにといった、基盤レイアウトも適化を行い、S/N感が向上。

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↑FTCAP3・・・WM1M2のために開発された。オーディオブロックの電源のバイパスコンデンサーに採用。FTCAP3ではコンデンサ内部構造の更なるチューニングを実施。ホーム用据え置きオーディオ機での開発ノウハウを生かし、耐振動性を向上させることで音の透明感と表現力が向上、さらに音場が広くなった。

特に、オーディオブロックの重要なパーツである電源コンデンサー「FTCAP3」はNW-WM1ZM2/WM1AM2のものをそのまま流用という贅沢っぷり。さらに、大容量固体高分子コンデンサーまでも流用。

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↑実は、背面の膨らみは、その大容量固体高分子コンデンサーという、大口径パーツを入れるための「膨らみ」。違和感ないデザインに仕上がっている。

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↑横倒しのパーツが、大容量固体高分子コンデンサーだ。急激な電圧低下を防いで正確な信号出力を可能にし、クリアで力強い低音域を表現する。またデジタル電源ブロックには新たに巻き線コイルを採用し、雑味のないピュアな音質を実現。
横にしても、明らかに他のパーツより背が高い。このパーツのために「膨らみ」をもたすほど、音質に好影響を与えるんだろう。
黒いパーツの手前のものは、バランス出力のLCフィルターだ。WM1M2のものと同じサイズの8mm角の「大型コイル」を採用。低歪みと低抵抗化を実現し、全周波数帯域に渡って音の解像度を向上する。

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↑低位相ノイズ水晶発振器を44.1kHz系と48kHz系の2個搭載。SN感があり情報量が多い音質を実現。
48kHz水晶は、整数倍となる、ハイレゾの48、96、192kHz、44.1kHzはCD。どんな音源でも整数倍クロックで再生できるように。

これまでの製品でも効果のほどは証明済みの、金入り高音質はんだ使用も言うまでもなく。

その結果、、、

音質担当の「佐藤氏」曰く、

「スケール感や低音の沈みこみなどは上位モデルの『NW-WM1AM2』に一歩譲るところはありますが、広さ、高さの表現力や繊細さについてはかなり近づけているんじゃないかと思っています。」

SoCと液晶ディスプレイ

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SoCと液晶ディスプレイ。おそらく、ネットでも、いろんな意見が飛び交うところだろう。まず、SoCについて。

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ソニーさんとしては、公表はしていないものの、Android機である以上、アプリ入れればだれでもその種類は特定できるわけで。
お借りした実機で、調べてみたところ。QualcommのSnapdragon665が搭載されていた。これは、改めて実機レビューの回で、詳しくお伝えするが、ベンチマークのトータルスコアで、WM1M2シリーズの、実に2倍以上もの数値をたたき出した。とはいえ、最新スマホからすると、お世辞にもハイスペックとは言えない。なぜ、このSoCを採用したのか。
歴代Androidウォークマンでは一貫して、、、「音質のためにSoCも選ぶ」これに尽きる。
開発者インタビューでも、佐藤氏がおっしゃっているが、簡単に言うと、電力消費のピーク時とオフピーク時の差を抑えたい。差が大きいと、音質を大きく左右する電源に、変動をもたらすため。高性能SoCよりは、低性能SoCのほうが、そのピーク差が少ないというのは、なんとなく想像できるだろう。WM1M2シリーズのものより、高性能になったのは、、、まぁ、技術の進歩、後出しジャンケンということで、WM1M2シリーズオーナーさんは、割り切るしかないだろう(汗

次に、液晶ディスプレイ。Youtube、Netflix、、、映像もより高画質で見たい。有機ELディスプレイじゃないのはなぜ?
これも、実は、SoCと同じく、消費電力のピーク差を抑えるため。有機ELは、黒は発光をやめ、白では発光する。ということは、暗い画面と明るい画面での消費電力の差が大きくなるということ。電源のブレを少なくするため、音質のため、、、あえて液晶ディスプレイを採用しているのだ!

ウォークマンの設計、パーツ、、、すべては意味がある・・・音質のためなのだ!!

バッテリー、、、実は、先代と同容量だが・・・

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先代NW-ZX500シリーズでは、ストリーミングサービス使用時のバッテリー持ちが弱点だったが。
NW-ZX707では、W.ミュージックアプリ使用時に迫るほど大きく改善。
バッテリー容量はそのままに、純粋に消費電力を抑えることで、長時間再生を実現した。

充電orデータ端子は、USB Type-C。満充電3.5時間、80%充電3時間だ。いたわり充電(フル充電前に充電をストップ)にも対応。

そして、、、端子位置は、、、

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↑底面になった!

先代NW-ZX500シリーズでは、音質のための基盤レイアウト上、どうしても、側面にせざるを得ないという事情があったわけだが。
やはり、底面のほうが、取り回しがいいよねー。

スペック

Android 12(WM1M2シリーズ:Android11、ZX500シリーズ:Android9)
SoC:Qualcomm Snapdragon6(WM1M2&ZX500シリーズ:ARM Cortex-A53)
ストレージ:64GB+microSD
画面サイズ:5型液晶(WM1M2シリーズ:5型、ZX500シリーズ:Android9)
音響処理:DSDリマスタリングエンジン/DSEE Ultimate(全てのアプリ、Bluetoothにも対応)(WM1M2シリーズ:同じ、ZX500シリーズ:DSEE Ultimateのみ。W.ミュージックアプリ+有線のみ)
重量:227g(WM1ZM2:490g、WM1AM2:299g、ZX500シリーズ:164g)

まとめ

今回は、製品ページ、開発者インタビューを元に、NW-ZX707の特長をまとめてみた。
すでに実機をお借りして、音確認まで済ませたからこそだが、間違いなく、いい仕上りになっていると断言できる。
Android搭載により、映像&音楽ストリーミングサービスが楽しめるというメリットは、WM1M2シリーズ共通。今や、ストリーミングサービスは必須。YoutubeはじめNetflixを楽しむには、やはり、画面サイズは大きい方が見やすい。画面大きい分、基盤レイアウトも自由度が増し、より高音質に。
気になる音質比較を、実機レビューの回より先にざっくりと言ってしまうと、

WM1ZM2>WM1AM2>ZX707>ZX500

これは、だれもが感じることだろう。

個人的には、、、

・WM1ZM2のサブ機として。(WM1ZM2は、なんせ重いんだもの・・・)まさに、店長野田はこれ。ZX500は画面小さすぎるのと音質差がありすぎるのと^^;

・ZX500からの買い替え

・はじめての、バランスデビュー

ここらへんの人に、強くオススメしたいところだ。

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ウォークマン「NW-ZX707」ソニーストア価格104,500円(税込)1月27日(金)発売

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