<ソニーストア実機レビュー>最大撮影倍率1.4倍! GM初のマクロレンズ『FE 100mm F2.8 Macro GM OSS』(SEL100M28GM)、高い解像感と高速AFにうなる。

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最大撮影倍率1.4倍 GM初のマクロレンズ『FE 100mm F2.8 Macro GM OSS』(SEL100M28GM)
2025年11月21日(金)発売
ソニーストア価格199,500円(税込)

3年ベーシック保証無料/3年ワイド保証/5年ベーシック保証11,000円(税込)/5年ワイド保証20,900円(税込)
60回分割払い手数料無料:2025年10月7日(火)10時~2026年1月14日(水)10時
2025年10月3日(金)ソニーストア先行展示開始
2025年10月7日(火)10時ソニーストア先行予約販売開始予定

発売日より、当店店頭常設展示決定

製品ページ(先行予約販売)
プレスリリース
先行展示情報(予約も可能)
撮影サンプル
まとめページ

一昨日10月9日(木)、ソニーストア大阪へ、GM初のマクロレンズ『FE 100mm F2.8 Macro GM OSS』(SEL100M28GM)を見に行ってきた。諸事情あって、先行予約販売開始の10月7日(火)に間に合わず、ご検討中の方にご質問いただいても、即答できず、申し訳なく。。。
スケジュールの関係で、取材時間は1時間しか取れずの、いつものごとく、弾丸取材となった。

目次

スペックおさらい

レンズ構成:13群17枚
最短撮影距離:0.26m
最大撮影倍率:1.4倍 テレコン使用時最大2.8倍
焦点距離:100mm
絞り:円形絞り11枚
フィルター径:67mm
大きさ:最大径81.4mm × 長さ147.9mm
質量:646g

やはり、比較してしまうのは、90mmマクロ「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」。先日、本機の発売を受けて、魅力的な価格へと値下げされたばかりだ。(172,700円→151,800円へと値下げ)。

90mmマクロは、602gと、40gほど軽い。長さは130.5mmと少し短い。最大撮影倍率は、等倍(1倍)で、最短撮影距離は0.28mだ。

今回の100mmマクロは、↑スペックのとおり、最大撮影倍率1.4倍という、一般的な等倍であるマクロレンズのさらにもう一歩、二歩ほど、寄れるレンズだ。また、新たに、XAレンズを2枚採用することで、収差を最小限に抑えることができる。レンズのコーティングも新たに、Nano ARⅡを採用し、フレアとゴーストを抑制している。さらに、レンズ内光学式手ブレ補正も進化。角度ブレに加えて、新たに、シフトブレ、前後方向のブレにも対応。
また、絞り開放時に、画像の隅々まで驚異的な解像感を確保。

外観チェック

ソニーストアでの展示開始から1週間経過してたこともあり、しかも、平日で、短時間ながら、かなりゆっくりとさわることができた。

↑GMロゴがきらりと光る!フォーカスレンジリミッターが4段階もあるのは、マクロレンズらしい。
また、最近のソニーレンズとしては当然の、「絞りリング」が搭載されている。

↑これまたマクロレンズらしく、90mmマクロにも搭載されている、「倍率/距離目盛」がある。後ほど、この目盛を使って、1.4倍撮影と、等倍撮影を試してみる。

↑絞りリングがあると、やはり、絞りリングクリック切り換えスイッチは必須。動画向け。

↑左が100マクロ、右が90マクロ

↑細かい点だけど、、、フォーカスリングのグリップが、90マクロではスチール製だったが、100マクロでは、ラバー製になっていた。

AF/MF切り替えのため、フォーカスリングを前後に、カチカチと動かすが、その動画をどうぞ。カチカチ音も収録されているので、ご注意を。

試し撮り

最大撮影倍率撮影

10円玉がちょうどいい大きさ。画面一杯に収まれば、だいたい等倍撮影だ。
「倍率/距離目盛」のおかげで、倍率指定撮影も簡単にできる。

α7RⅤ FE 100mm F2.8 Macro GM OSS 等倍撮影

α7RⅤ FE 100mm F2.8 Macro GM OSS 1.4倍撮影

もちろん、はじめて、最大撮影倍率1.4倍のレンズで10円玉撮影してみたが。すごいね。ここまで大きく写るんだね。

α7RⅤ FE 100mm F2.8 Macro GM OSS+1.4倍テレコン =1.96倍撮影

1.4× テレコンバーター「SEL14TC」を使ってみた。約2倍撮影だ。し、しかし、10円玉って、ここまで拡大すると、傷だらけで、汚いね^^;

α7RⅤ FE 100mm F2.8 Macro GM OSS+2倍テレコン =2.8倍撮影

2× テレコンバーター「SEL20TC」を使ってみた。なんか、さらに、ボロボロに見えるね^^;見えない世界を覗いているようで、マクロ好きにはたまらんな。

以上、全て、手持ち&MF撮影。三脚+フォーカシングレールも持参していたんだが、来客がそれなりにあったこともあり、使うのを遠慮してしまったのだ。。。
※やはり、きちんとした照明環境で撮影したほうがいいよねー

90マクロも、等倍撮影してみたが。前後方向の手ブレ補正機能のおかげか、100マクロのほうが、フォーカスが合いやすく感じた。

スナップ撮影

撮影状況、被写体によっては、MF撮影しかしない場合もあるとは思うけど、やはり、AF性能も気になる。

↑高速・高精度なレンズ駆動を可能にする独自のXDリニアモーターを4基も搭載してるから、期待したくなる。。。

ってことで、ソニーストア大阪店内を、スナップ撮影してみた。全て、F2.8開放にて。

↑手前←→奥と、AFポイントを行ったり来たりさせてみたが、マクロレンズなのに、フツーにシュパシュパと、合焦する。はえー。50マクロは当然ながら、90マクロと比較しても、大幅にレスポンスがいい。マクロレンズは被写界深度も浅く、フォーカスもシビアなので、高速性よりも精度を優先するだろうに、なのに、この高速レスポンスは、すばらしい。

↑自然な、ぼけ。被写体のヘッドホンたちが、際立っている。このカットでは、中心のグリーンのヘッドホンに合焦させているが、AFポイントを、各ヘッドホンに移動する度に、小気味よくスパスパと合焦する。

↑被写体を変えて、手前、奥と、フォーカスポイントを行ったり来たり。100mmの中望遠レンズとして、フツーに使えるね。

↑自然なぼけと、シャープな描写で、奥行き感があって、立体的な。。。

↑赤色がきれーに発色してる。

α7RⅤ FE 100mm F2.8 Macro GM OSS+2倍テレコン 開放F5.6

↑2倍テレコンを使い、かつ、AFにて、マクロ撮影してみた。
手ブレ補正もよくきくし、AFも早く、快適に撮影できた。クリスタル(?)の手前の合焦ポイント見てみると、よく解像しているのがわかる。

これだけ、AF性能が進化していると、屋外での、風でゆらゆらしてる、小さな草花も、AF-Cや、カメラ本体にもよるけど、リアルタイムトラッキングも組み合わせて、合焦精度の高い撮影が楽しめそう。
また、MTF曲線とおりの、開放でも高い解像感。ぼけも自然でやわらかだ。
1.4&2倍テレコンが使えるのも面白い。

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最大撮影倍率1.4倍 GM初のマクロレンズ『FE 100mm F2.8 Macro GM OSS』(SEL100M28GM)
2025年11月21日(金)発売
ソニーストア価格199,500円(税込)

3年ベーシック保証無料/3年ワイド保証/5年ベーシック保証11,000円(税込)/5年ワイド保証20,900円(税込)
60回分割払い手数料無料:2025年10月7日(火)10時~2026年1月14日(水)10時
2025年10月3日(金)ソニーストア先行展示開始
2025年10月7日(火)10時ソニーストア先行予約販売開始予定

発売日より、当店店頭常設展示決定

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先行展示情報(予約も可能)
撮影サンプル
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