＜ソニーストア大阪取材＞やり過ぎ感がすごい「α7Ⅴ」実機レビューその１＜連写機能編＞

2025年12月5日

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●フルサイズ一眼「α7Ⅴ」
・ILCE-7M5（ボディのみ）約42万円（税込）前後　12月19日(金)発売予定
・ILCE-7M5M（ズームレンズキット）（新レンズ「SEL28702」付属）約44万円（税込）前後 2026年春以降
※価格は、市場推定価

＞12月5日(金)ソニーストア各店舗発売前先行展示開始予定（予約もここから）

＞α7Ⅴ（先行予約は、12月9日(火)10時～予定）
＞作例（ソニーさん準備中？）
＞プレスリリース
＞α7 V発売記念キャンペーン（α7Ⅴと対象レンズを購入すると最大3万円キャッシュバック）

毎度恒例の、ソニーストア大阪弾丸取材、行ってきた。
平日にもかかわらず、αコーナー全体が、すごい賑わいで。

では、早速、＜連写機能編＞から、見ていってみよー。

新開発「部分積層型CMOSイメージセンサー」× 新開発「BIONZ XR2」が、えぐい！

α7Ⅴの大きな進化点のひとつ、新センサー「新開発部分積層型CMOSイメージセンサー」と、AI処理機能を内蔵した「新開発BIONZ XR2プロセッサー」。今回の実機レビューその１＜連写機能編＞の、まさに、キーデバイスなのだ。

高精度なAI被写体認識を行いながら、最大約30コマ/秒のブラックアウトフリー高速連続撮影を実現。しかも、60回/秒もの高速AF/AE演算やってくれちゃうのだ。連写時ブラックアウトフリーだからこそ、ずーっと、AF/AEが切れ目なく動作し続ける。ブラックアウトフリーは、ファインダーやモニター見てて、まばたきしないだけがメリットじゃなく、切れ目ないAF/AEこそ、ブラックアウトフリーの最大のメリットなのだ。

アンチディストーションシャッターではないけど・・・

この30コマ/秒、、、すごいけど、電子シャッター限定で、メカシャッターの場合は10コマ/秒となる。
電子シャッターと言えば、、、あの「歪み」が気になってくる。「ローリングシャッター歪み」というやつだ。
詳しくは、ぐぐるなりして調べてほしい。

仕組み上「ローリングシャッター歪み」が発生するわけがない、α9Ⅲのような、全画素同時読みだしのグローバルシャッター搭載機や、「アンチディストーションシャッター」を謳うα1Ⅱのように、大幅に歪み軽減に成功した、画素読み出しがすごい速いセンサー搭載機。
これらに対して、センサーの読み出し速度はα7 IVの約4.5倍を謳っている、α7Ⅴはどうだろう？「アンチディストーションシャッター」はどこにも記述がないし、やはり、歪みは出るんだろうか？

ということで、サーキュレーターを実験台にして、先代α7Ⅳと比較撮影してみたら、、、面白い結果に。。。

↑まず、基準となる電源OFF状態。こんな羽根だよということを、記憶してもらって。。。

では、先代α7Ⅳから。

↑な、なんか、気持ち悪いような・・・。盛大に歪み？いや、歪んでるのかどうかわからいほどの乱れ。まぁ、こんなもんだよね。※以前、α7RⅤでも同様の実験をしたが、同じような結果だった。

続いて、全く同じレンズ、同じ写真設定で、α7Ⅴで、撮影してみる。

↑こ、これはっ・・・・！！！！
α7Ⅳとは比較にならないほど、「歪んでいない」
「センサーの読み出し速度はα7 IVの約4.5倍」というのは、伊達じゃない！
さすがに、サーキュレーター見たいな爆速で回転する動体を実験台にするのはどうかと思ったけど・・・α7Ⅴすげーじゃないかっ！

ということで、α7Ⅴは、アンチディストーションシャッター搭載ではないものの、そのセンサー読みだし速度の早さから、高速動体でも、大幅に歪みを抑えることができる。

正直、電子シャッターを使った、30コマ/秒、プリ撮影は、、、もし、歪みまくるなら、動体撮影には厳しいんじゃないかと心配してたが、、、余計なお世話だったね。早いうちに実戦投入して確認してみたい。

ブラックアウトフリー連写

トラブルで凹んでる。
30コマ/秒ブラックアウトフリー連写してる画面を、動画キャプチャーしたんだけども・・・データ破損（涙
がんばって、テキスト解説する。。。

ローリングシャッター歪みが、非常に少ないセンサー搭載機だからこそ、ブラックアウトフリー撮影が可能になる。
実際に、30コマ/秒で連写してみたが、、、本当に映像がブラックアウトすることなく、撮影できた。その間、AFもAEもしっかりと追従していた！！
これぞ、センサー読み出し速度のなせる技。
電子シャッターなので、音量ゼロやサイレントにすると、無音になって、シャッター切れてるかどうかわからなくなるが、上位モデルたちのように、画面に四角い枠が出て、それが点滅することで、判断できる。

店頭展示のα9Ⅲの液晶モニターを使って・・・赤丸のマークが、連射ブースト中のアイコン

α7Ⅴでも、上位モデルのように、「連写速度ブースト設定」が用意されていて、

↑5、10、15、20、30枚/秒が選択できる。メカニカルシャッターは、上限連写速度が、10コマ/秒なので、それ以上の設定は、電子シャッターということになる。
「連写速度ブースト設定」は、カスタムボタンに割り当てないと、使用できない。α1Ⅱやα9Ⅲでは、ボディ前面に「C5」ボタンが搭載されていて、「連写速度ブースト設定」を割り当てると便利。α7Ⅴには、C5ボタンがないし、、、出荷時割り当てもないのでご注意を。レンズにAFロックボタンがあれば、それに割り当てるとよさそう。

ここで、電子シャッター、メカシャッター切り替えについて。α1Ⅱのような「オート」設定はない。
メカシャッター設定時でも、連写速度ブースト時は、自動的に電子シャッターに切り替わる。超便利だよね。

プリ撮影

これも、データ破損のため・・・。なんとか、メニュー画像は残っていた。

上位モデルオーナーさんによっては、ベーシックカメラへの搭載について、賛否両論ありそうな、飛び道具機能。

シャッターボタンを押し込む前の瞬間をさかのぼって連続撮影する機能。α1Ⅱ、α9Ⅲに搭載された、上位モデルのみに許される、、、と思われていた機能。

↑撮影→ドライブモード→プリ撮影設定　から、「プリ撮影」の各種設定が可能。

・プリ撮影：入 or 切
・プリ撮影記録時間：0.03秒～1.0秒（0.03秒～0.09秒までは、0.01秒刻み。0.1秒～1秒までは、0.1秒刻み）
・プリ撮影スタートトリガー：シャッター半押し／AF動作アサインボタン／両方有効

プリ撮影中、設定された記録時間の間、メモリーカードではなく、本体キャッシュに画像が、古いものを消しつつ、記憶されつづけ、、、シャッターを切った瞬間に、キャッシュに記憶されていた画像を、メモリーカードへ書き込む。。。まさに、タイムマシンに乗って過去へさかのぼって撮影したかのよう・・・。
この機能を使って、鳥が飛び立つ瞬間や、水滴が落ちる瞬間など、、、「簡単に撮影が可能」

↑これくらいなら、簡単に撮れるはずだ

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今回のキーデバイスとして紹介した、新開発「部分積層型CMOSイメージセンサー」× 新開発「BIONZ XR2」。
その他にも、、、
・センサー：最大16ストップの広いダイナミックレンジを実現
・XR2：AI AFを内包。省エネ。さらに優れたオートホワイトバランス
といった、すごい性能機能も兼ね備えている、、、すごいやつらだ。

実機レビューその１＜連写機能編＞おしまい。。。

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